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よくあるご相談
薬局には、日々さまざまな患者様が来局されます。服用や使用法についての疑問にお答えする中で私たちも日々勉強させていただいております。ここでは、薬局でよく聞かれる質問をいくつかご紹介します。
うちの子は、お薬大嫌い!!飲んでくれないと治らないのに・・・。飲んでもすぐに吐いてしまったりもするの。よい方法は無いかしら? |
小児用の薬剤は、比較的甘く飲みやすく出来ていますが、お口の中に長く留めていることにより苦味の出る場合があります。そこで、服用の工夫について、お話をする機会は多くあります。ポイントは、苦味やざらつきを極力感じないようにする事です。例えば、アイスクリームやシロップに混ぜるなどすると飲みやすくなる薬もあります。詳しくはお気軽に薬剤師にご相談下さい。 |
湿疹でステロイド軟膏を処方されたが、ステロイドって強い薬なんでしょう? |
体のボツボツ、原因はいろいろ。入浴剤やシャンプー・石鹸・下着などの衣類の接触による刺激やアレルゲンの吸引や接触によるものまでさまざま。
その際、処方されるのが保湿剤やステロイド含有外用薬です。
ステロイドと聞くととても怖い薬、副作用が心配という方は多く、特に小さいお子さんには使用を控えてしまうケースが多く見られますが、ステロイド外用薬の最大の効果は、その抗炎症作用です。炎症の程度に合わせた薬剤を選択し、的確に使用する事で患部の炎症を効果的に抑制します。 症状がなくなっても使用を続けたり、漫然と使用する事を避ければ問題はありません。使用を怖がって、治りかけで中止してしまうとぶり返したりする事もありますので、皮膚の改善度をよく観察する事が大切です。休薬のタイミングは、発赤がとれ、腫脹・湿疹が平坦となり、浸潤が治まった後です。改善後は、より弱い薬にスイッチです。 |
朝・昼・晩に飲むよう言われた薬だけど、忙しいから朝・晩だけでもいいかしら? |
処方された薬は、用法を正しく守って服用する事でその効果を発揮します。 (1) 薬の吸収を促進させ、薬効をアップさせる (2) 薬による副作用を軽減させる (3) 飲み忘れを防止する などのように、用法には意味があるのです。自己判断での変更は薬剤の効果が得られないだけでなく、体にも負担がかかる場合がありますので、十分ご注意下さい。 |